金融商品解説

無職でのローン審査

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無職の人はローンの借り入れが可能であろうか。

お金を貸す金融機関としては、貸し付けた資金が利息とともに返済されればいいわけであり、返済資金の資金出所がどういうものであるか、又は誰が返済するかということについては、それが犯罪性の資金でない限り金融機関にとっては問題にならない。

もし、不動産収入や配当収入等の不労所得があれば借入は可能である。
職業がないということだけで借り入れができないということにはならないのである。

また、学生や失業中であっても可能なケースはある。
この場合、金融機関はその親や親族の返済能力に着目している。
同居であれば肩代わりをして返済してくれるケースは多いからである。
もちろん、親や親族に直接毎月の返済を求めるようなことはないのだが、最初から本人から返済してもらおうと思っていないのである。

それに無職とはいえ、実際には短期のアルバイト等で収入があるケースが多い。
本当に収入がなければ生活はできないわけで、生活保護等を受けていれば別だが、そうでなければ何らかの収入があると考えるのが自然である。
単に定期的な給料収入がないだけでローンが借りれないということはないのである。
もっともこのような人にお金を貸して大丈夫かという問題は残る。